2016年12月05日

知っておきたい、子供のお葬式での服装

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子供と一緒にお葬式に行かなければならないとき、子供の服装には困りますよね。着る機会が頻繁ではないので、少々値の張る喪服を購入するのは気が引けますし、成長が早いので、せっかく買っても翌年には着られなくなるなんてことも。最低限のマナーを知っておけば、必ずしも新たに購入する必要はありません。まず、小さいお子さんであれば、幼稚園などの制服が相応しい服装です。れっきとした正装ですので、他のお子さんが黒色で固めていたとしても、心配する必要はありません。制服がない場合は、暗めの色を選びましょう。

全身黒ずくめでなくても、できるだけ黒に近いグレーや茶色などを選び、落ち着いた印象を持たせましょう。こだわるべきは、柄や生地です。基本は無地で、カジュアルな印象を与えるフリース素材や、ナイロン生地は避けたほうがベターです。また、過度な装飾のある洋服もマナー違反になります。特に、女の子は可愛らしいデザインのものが多いので、黒に身を包んでいても、リボンやフリルが目立ってしまっては喪に服す姿勢も伝わりません。シンプルなデザインのお洋服を選びましょう。また、最近はファッションでアクセサリーを付けるお子さんも多いですが、お葬式の場には相応しくありません。

大人はパールなどのネックレスやイヤリングを身につけることがありますが、あえて子供がつけているのは不自然と捉えられます。最後に、足元はよく見られます。サンダルや音の鳴る靴、ローラーの付いている靴など、遊びごころのあるデザインは避けましょう。ベストは、白色の靴下に黒系の靴です。お葬式によっては座敷の場合もあるので、靴下は穴の空いていないものを日頃から一足用意しておくと、いざという時に焦らずに済みますね。靴は、汚れているようであれば、最低限の汚れを落としてから式に向かいましょう。

(参考情報)
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